池添泰弘(Yasuhiro Ikezoe)


【学生の皆さんへ】
『○○ができるようになったら始めよう』とか『○○のような状況になったら自然に勉強するだろう』と思っている人が多いだろう。私も同じようなことを考えていたことがあった。しかし、そんな時はいくら待っても絶対に来ない。だから、君が「行動に移したほうが良いのではないかと思うけれど自信がない」と感じているのであれば、今すぐ行動すべきだ。君が恐れている失敗は、行動に移さなかったことで一生後悔することに比べると、おそろしく小さなことだ。失敗はいくらでも巻き返しができるのだから。 人生はたった一度しかない。しかし時間は待ってくれない。すぐに決断して行動しなければ時間だけが過ぎていく。 君の将来を決めるのは将来の君ではなく現在の君だ。将来のために行動を起こしてほしい。そんな学生の人生をサポートできるよう、私も全力で努力する

専門

物理化学・ナノバイオ材料・表面化学・レーザー分光・強磁場

研究テーマ

新機能を持つナノ/バイオ材料の分子設計
ナノ材料や表面の物性評価

 

経歴

1992年3月 宮崎県立 宮崎西高等学校 理数科 卒業
1992年4月 東京大学 理科II類 入学 (晴れて上京!)
1996年3月 東京大学 工学部 応用化学科 卒業
        卒業論文「酸化物超伝導体の組成と構造制御」 指導教官 北澤宏一教授
1996年4月 東京大学 大学院工学系研究科 超伝導工学専攻 修士課程 入学
1998年3月 同 修了 修士論文「水・酸素共存下での磁場効果」 指導教官 北澤宏一教授
1998年4月 丸紅株式会社 入社
1999年3月 同退社   
       (商社が面白くなかったわけではないが、研究者として生きることを決意して退社)
1999年4月~9月 JST研究補助員   
       (北澤先生のご厚意で半年間少し給料をいただきながら研究しました)
1999年10月 東京大学 大学院工学系研究科 超伝導工学専攻 博士課程 入学
2000年4月 日本学術振興会特別研究員(DC1)     研究内容「磁気アルキメデス効果の応用研究」
2001年7月 東京大学 大学院工学系研究科 超伝導工学専攻 博士課程 中退   東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻 助手
        (博士課程2年生の時に、突然先生に呼ばれて助手になった)
2004年4月 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 物質系専攻 助手
        (単なる配置換え)
2004年5月 博士(工学) 「準弾性レーザー散乱法による液液界面化学振動現象の研究」
         (液体界面の化学を学んだこの3年間は人生で一番きつかった!)
2005年4月 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 物質電子化学専攻 研究員
         (タンパク質分子を用いたナノテクノロジーの研究を開始)
2008年4月 理化学研究所 基幹研究所 研究員
         (韓国のHanyang Universityの先生方と共同研究開始)
2011年5月 City University of New York, Department of Chemistry, Research Associate (Professor Hiroshi Matsui)
         (将来がどうなるか全くわからなかったが、理研を辞めてNYへ)
2014年4月 日本工業大学 工学部 創造システム工学科 准教授 (現在に至る)