液体界面

振動現象

  • 液液界面での電位差の振動は、生体の電気信号との類推から古くから研究が行われていましたが、私たちは、この電位振動が、流体力学的な効果によって引き起こされていることを明らかにしました。


    図12 液体の界面に界面活性剤分子がついたり離れたりする様子。

分子吸着

  • タンパク質分子、フェリチンを用いてナノエレクトロニクスに応用するとき、液体表面での分子の2次元結晶化が重要な役割を果たします(分子配列に飛ぶ)。そのとき、分子がどのように液体表面に吸着し、お互いがくっついて結晶に成長する様子をリアルタイムで追跡して、2次元の分子の結晶化プロセスを明らかにすることを目的としています。


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セルロース分解

  • 化石燃料の枯渇に伴い、カーボンニュートラル社会の実現が科学者の目標の一つとなっています。例えば、穏やかな条件下でセルロースを分解できる人工酵素を開発することは、人類の夢の一つと言ってもいいでしょう。この研究では、水に溶けないセルロースが分解されて水溶性の糖になる過程を表面張力の観測によって追跡し、触媒反応のメカニズムの解明に取り組みます。


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